絵文字

Mac Rumorsに記事が出てからここ数日、iPhoneの次のOSのバージョンアップで絵文字の機能が搭載されると言う記事がiPhone/Apple系のblogに溢れた。iPhoneOS2.2に絵文字のリソースが見つかり、またgoogle street viewの機能もつくというのだ。まあそうなればまた一つiPhoneが駄目だと言う理由がなくなるわけで、iPhoneが沢山売れて欲しいというファンの人は大喜びなのかもしれない。でも、何かちょっとしっくり来ない。そもそも携帯のメールの絵文字の機能をiPhoneに持ってこようとした時に一番大きな障害になっていたのはiPhoneに絵文字のリソースがないという点ではなかったのではないかと思うのだ。現時点でもgmailは絵文字をサポートしているし、それをSafari経由で見れば見ることが出来る。絵文字のメールを受けるにはサーバがサポートすることが必須だし、それが出来なければ絵文字は下駄のような文字に置き換えられてしまうのだと思う。だから、例えばSoftbankのi.softbank.jpというiPhone専用のアドレスを提供しているメールサーバが携帯メールを受けてHTMLに変換して送ってくれればそのまま絵文字メールは読めるようになるのではないかと思う。で、それをするのはAppleの仕事じゃなくてSoftbankの仕事だろう。確かに絵文字入りのメールを作成するにはiPhoneの側に絵文字のリソースが必要だし、流出したとされるスクリーンショットのようなバーチャルキーボードが必要なんだろうけれど。でも受信だけでも先に対応したって良さそうな気がするのだけれど。
そして同時に出て来たのがgoogle mapsのstreet viewのサポートの噂。これもあったら良いとは思うし、すでにdocomoの携帯で実現しているようなので、出来ても不思議じゃないけれど、現状street viewってFlash使ってるんじゃなかったっけ? で、iPhoneFlashAdobeがボールを投げたままAppleが無視してる状態のような気がする。それともYoutubeがサーバ側で対応したようにstreet viewもデータをgoogleがQT3Dで送るというのだろうか。
どちらの噂もユーザの希望から出た妄想のような気もするし、ソフト的に対応出来るのだから対応して来ても不思議じゃないようにも思うけれども、何かちょっと違和感のある噂だった。ま、しばらくすれば答えが出るわけだから、楽しみに待っていれば良いのだけれど。
え? いや別にぼくは出来るようになっても絵文字の入ったメールは出さないと思いますけど。