iPod touchが手許に届くまでにチェックしておきたいいくつかのこと

先日、発表のあった日の朝、アップルのiPod touchの購入予約をした。現在使っている初代iPod nanoに特に不満はないし、iPod touchが必要というわけではないが、初めて持ち歩ける実用的なwebブラウザを備えた機器が出来たという意味は大きいのではないかと思って買うことに決めたのだ。もちろん、iPhoneが日本で出てくれればそれにこしたことはないけれど、見通しは立っていないわけだし。ノートパソコンだって持ち歩けるwebブラウザを備えた機器と言えるが、概して机に縛り付けられている。OQOやLooxUと言ったものはあるけれど、画面の大きさから考えて義理にも使いやすいとはいえない。少なくともLibrettoをしばらく使っていたぼくとしては、もうあそこには戻りたくない。ほぼ同じ理由でWindowsMobile機も同様である。EM-ONEとかAdvanced W-ZERO3[es] はネットワーク接続的にはいいと思うのだが、画面がちまちましている上に情報に辿り着くまでにものすごく手間がかかる。あんな小さい画面でWindowsと同じようなUIを使わせる意味が分からない。ま、iPod touchのUIがそれを解決してくれているのかは実際に使ってみないと分からないけれど、ちまたの噂では割合いい具合であるようなので、楽しみにしている。

さてそうなると、自宅や職場など、自分で何とでもなる無線LAN環境はいいけれど、それ以外でも無線LAN接続したいというのが人情である。まちょっと本末転倒な気もするが、何とかならないものだろうか。

最初に思いつくのがイー・モバイルである。先ほど触れたEM-ONEもそうだが、そこそこのスピードでそこそこの価格で常時接続。でも無線LANにブリッジするのが簡単ではなさそう。
erieriさんのところで以前書かれていたCOOL SPOTというものがいい具合に見えたのだが、イー・モバイルのカードは使えないという。
http://www.ibukuro.com/2007/07/iphonecoolspot.html
残念。これは気長にチェックしてみよう。

どのくらいカバーされているのかは分からないけれど、次に考えられるのはFON。無料のと言って良いのかどうか分からないが、まあ無料のWiFi
http://www.fon.com/jp
これについてはとりあえずiPod touchがとどくまでに、自宅の無線LANベースステーションFONルータと取り替えてみよう。

あともう一つ、すっかり忘れかけていたのはライブドアワイアレス。山手線の内側のみのサービスだが月額500円ちょっとで常時接続のWiFiサービス。ライブドアがあんなことになってしまったので、どうなっただろうと思ってwebを見たら、まだサービスをしているようだ。
http://wireless.livedoor.com/
折角これだけの設備投資が行われているのだから使わないと勿体ないような気もする。iPhoneが日本でサービスインするまでしばらく使ってみるのも良いかも知れない。iPhone touchをきっかけに東京でそれなりに契約増えるかも知れないですね、ライブドアさん。

  • 追記

やっぱりというか、同じようなことを考える人は沢山いるもので、公衆無線LANについてまとめているページを見かけたのでメモ。
http://www.mypress.jp/v2_writers/m23epa/story/?story_id=1652947