iPod touchのアプリケーション

しつこくiPod touchの話題だが、今回は少し苦言を。
iPhoneiPod touchは良く似ているが、細かいところが色々違っているらしい。もちろんiPod touchには携帯電話の機能は含まれないが、それ以外にもカメラがないとかBluetoothがないといったハード的な違いがあるようだ。それはそれで良いのだが、搭載されるアプリケーションにも様々な違いがあるという。大きな違いは電子メールのクライアントやGoogleMapの専用ビュワーが無いこと。しかし、細かい部分でカレンダーソフトにiPod touchで新しいイベントを追加する機能が削除されているといった違いもあるという。しかしこれはどう言う意味があるのだろう。もちろん、製品を作る上での哲学もあるのだろうが、もしiPhoneとの住み分けを考えてのことならこんなせこいことはすべきでない。もちろんこのボタン一つで購入するかどうかを決めるわけではないが、この機能を削ったことによって何か使い勝手が良くなるとでもいうのだろうか。この点についてはぼくもGizmodの記事と全く同意見である。
http://www.gizmodo.jp/2007/09/ipod_touch_2.html
実際、iPhoneの発売の時も直前1週間前になってYouTubeのビュアーが付け足されたし、発売から2ヶ月でソフトウェアアップデートもあった。今からでも遅くはないからアップルはこのような一部機能を削除するような形での製品間の差別化については考え直して欲しいと思う。メーラーについても、多くのblogでGMailは使えるからそれで代用できると言ったコメントを見かけるが、そんなことならiPhoneメーラーを載せてくれた方が良いと思う。あるいは有料でダウンロード販売しても良い。アップルがどう考えようと顧客がPDAとしてiPod touchを使おうとするのを止めることは出来ないのだから、変に機能を削ることは単にイメージを悪くするだけだと思う。