iPod touch

昨日、アップルからPod touchが発表になった。早速オンラインで購入。実際の発売は月末だからまだしばらくかかるけれども。
先日、新しいiPodがどうなるか予想してみたけれど、見事のはずれ。Pod touchはWiFiを積んで無線LANでiTSから音楽をダウンロード出来るようになったし、ストレージもFlashベースとなった。ぼくが予想したのはどうやらiPod classicに近いものだったようだ。というか、iPod classicのポジションの製品はなくなり、iPod touchのみになるんじゃないかと思ったのが間違いだった。今回のアップルの発表したiPodのラインナップはiPodだけを見るとshuffleからtouchまで隙のない完璧なものに見えるが、やはりPod touchとiPhoneは競合するように見える。最も現在競合するのは米国だけで、日本ではiPhoneがリリースされるのかどうかも全く予想できないわけだから、日本人としてはPod touchは大歓迎というところだ(ぼくも冒頭に書いたみたいに速攻で購入した)。でも、ジョブズのキーノートをストリーミングで見たのだが、Pod touchに対する会場での反応は今ひとつに見えた。アメリカじゃiPhoneが買えるのだから当たり前だ。むしろiPhoneの値下げの方が会場は盛り上がっていたように見える。
アップルはiPhoneiPodもよほど自信があるので少々の競合は気にしないのかも知れない。中には携帯のキャリアを変えたくないから携帯は今のままでPod touchを買うと言う人も結構いるのかも知れない。バッテリーの持ちが心配だからiPhoneiPodとしては使えないという人もいるのかも知れないし。あるいはiPhone nanoへの布石という穿った見方も出来るのかも。
ネガティブに考えればiPhoneが期待するほど売れなかったからiPhoneを値下げしてPod touchで残りを埋めるということなのかも知れない。
ともあれ、Pod touchもiPhoneMacOSXが動く素晴らしいポータブルマシンだと思うし、(ストレージもあるしちょっと定義としてはずれるかも知れないけれど)本当の意味で使える初めてのthin clientという考え方も出来るのではないかという気もする。
ともかく早く手許に届いて欲しいと思う。多分、使ってみるとちょっと世界が変わるんじゃないかと思う。楽しみだ。