iPhoneとLeopard

アメリカではまもなくiPhoneが発売になる。これに備えてiPhone Guided Tourが公開されている。デモムービーを見ることが出来るが、これを見て「ああなるほど」と思ったことがあった。それはMS-WordExcelのファイルをプレビューできる機能が備わっているということ。先日おWWDC2007でLeopardの新機能としてFinderのCoverFlowやQuickLookにもファイルの中身を表示することが出来ることが発表された。この中にもWordやExcelのファイルを表示する機能が含まれていた。確かにこれはFinderの機能としても便利だが、WordやExcelをインストールしないことを前提としているiPhoneではこの機能は重要になってくると思われる。意味もなくWordやExcelのファイルとして文章をメールに添付してくる困った人も結構いたりするわけだから。ともあれ、iPhoneには一足先にLeopardのサブセットが使われることになりそうなので、アップルとしてはこれらの機能をトータルに考えてインプリメントしているのだろう。
ここまで高機能でWordやExcelのファイルがパースされるなら、iWorksの中にExcelと互換性の有るスプレッドシートアプリケーションンがついてくるのも時間の問題ではないかということも予想させる。iPhoneがしばらく発売されそうもない日本では、秋のLeopardを楽しみにするしかなさそうだ。