Movie on iTMS

昨日もちょっと書いたけれど、Appleが来週新製品/新サービスを発表するという。iTMSで音楽をダウンロード購入できるのと同じように、映画をダウンロードするサービスが始まるのではないかと噂されている。この種のうわさ話はiTMSが成功し始めた頃からずっと囁かれていたものだが、ここのところまた俄に真実味を帯びてきているような感じである。
ただ、ぼくはこの種のサービスをはじめるにはまだ足りないハードウェアがいくつかあるのではないかと思っている。その一つはムービーもストリーミングすることの出来るAirMacのようなもの。多分、AppleはパソコンであるMacの画面で映画を見るようなことをするシステムは考えていないと思う。画面の大きさや少し離れて映画を見る時にはやはりテレビの画面の方が優れていると思われる。昨日発表になった24インチのiMacでも映画を見るにはちょっと小さすぎるとぼくには思える。そんなわけで、テレビに繋ぐことが出来るストリーミングのためのデバイスは出てくるんじゃないかと思う。やはり、iTunesに蓄積されている映画をテレビに流すデバイスが必要。これは多くの人が現在予想していること。ま、Dellだってテレビを売ってるわけだから、Appleももしかしたらテレビを売り始める可能性もゼロじゃないけど、さすがにそれはないでしょう。映画を見るデバイスとしては、より大きな画面のついたiPodというのはもっと可能性低いんじゃないかと思う。分かりませんが....。
さて、ぼくはこれだけじゃなくて、あともう一つAppleは考えていると思う。それは外付けハードディスク。というよりNASかな。もしAppleがストリーミングじゃなくてダウンロードサービスを考えているのなら、ハードディスクの容量は大きいほど良いと思う。80GBや250GBなんてすぐ埋まっちゃうと思う。でもダウンロードサービスだったら、結局ファイルは手元に置くことになるのだから、もちょっと大きなストレージや、ダウンロードしたファイルをバックアップするデバイスが欲しくなるんじゃないだろうか。少なくともぼくのiTunesは今でもMacBookProのハードディスクをかなり圧迫しているし。
それともう一つ、Appleは次期MacOSXLeopardの新機能の一つとしてバックアップツールのTimeMachineというものを開発中。これもかなり大きなストレージがないと快適とは言えない。とすると、使い勝手の良いNASのようなデバイスを何か考えているんじゃないかって思える。NASって、結局はブラックボックス化されたLinuxマシンだったりするのだろうが、そう言う意味ではぼくが考えているものはMacMiniに非常に近いのかもしれないけれど、でも何か新しいデバイスって言う気もするんだなぁ。
この辺のハードがきちんとしないといくらiTunesで映画を売り始めてもあんまり便利には使えないんじゃないかって気がする。