Nikon D80

TaKo2006-08-11

しばらくディザ広告をしていたが、ニコンから新しいデジタル一眼レフカメラD80が発表になった。性能的にはほとんどD200と同じレベルだし、D70の後継機だからかなりいい具合なのではなかろうか。個人的には、特にファインダーの倍率が高いのが好感できる。一眼レフカメラはファインダーがきちんとしていることが大切だと思う。オートフォーカスが一般的になって、ピントの山がきちんと見えないといけないというようなことは無くなってきているのだろうけれど、それでも自分が何を撮ろうとしているのかきちんと見られなければ意味がないと思う。どんな写真を撮ったかということも大切だが、シャッターを切る時の気持ちの良さというのもぼくにとっては大切な部分。そう言う意味でもファインダーは大切だと思う。
先日、ヨドバシカメラソニーα100を触ってみたけれど、想像よりも軽い感じだった。SONYのロゴもあまりマッチしていない感じがしていたが、実物はますます自分の価値観からは良いところの見つからないものだった。ミノルタのファンはちょっとがっかりしたんじゃないだろうかと思った。それでもそれなりに売れるのだろうけれど。それに比べれば同じ家電メーカーが作ったカメラとしてはパナソニックDMC-L1の方が遥かに質感も高く気持ちのいいカメラだった。ま、値段も全然違うから比較するのもおかしな話だが。DMC-L1は形も独特だしミラーが横にはねるせいか、シャッターを切った時の感じはどこか横走りのフォーカルプレーンシャッタのレンジファインダーのカメラみたいな感じがあって、ちょっと面白かった。オリンパスのE300もこんななのだろうか。
銀塩時代からデジタルへ大きく変化して、カメラメーカーにとっては色々厳しい時代ではあるが、写真好きには面白い時代なのかも知れない。