Zeiss ZFレンズ

TaKo2006-01-19

新製品の話ばかりで恐縮だが、ドイツのレンズメーカーCarl ZeissがZFというシリーズのレンズを発表した。ニコンのFマウントを持つ一眼レフ用の交換レンズのシリーズである。ぼくが最初に使った一眼レフはNikomartで、それ以来の所謂ニコン党なので、気になるニュース。去年の暮れから毎週水曜日にZeissのwebページで秘密めいたメッセージの写真が掲載されていて、噂をよんでいたのだけれど、やっと1月18日に発表になったと言うわけだ。商品そのものを隠して少しずつ発表するのはディザー広告とか言うのだと思うけれど、Zeissがやっていてどれだけの人が見ていたのか良く分からない。発表されたのは Planar T* 50 mm, F1.4と Planar T* 85 mm, F1.4 の二本なのだけれど、それを聞いてうきうきするのはぼくと同じか上の年齢の人たちで、webのディザー広告なんかあまり効果的じゃなさそうな人たちなんじゃないかと思ったり。ちょっと調べた感じではblogに興奮して書いている人もそんなに沢山は見かけなかったし。

写真を見るとこのレンズはAi Nikkor互換みたいで、カニの爪みたいな爪と、絞りリングのところについているAiの爪両方が見える。ファインダーの中に絞り値を見せるために絞りリングの縁に小さな字でF値を刻印しているところもそっくりで懐かしい。もちろんマニュアルフォーカス。一部でフォーカスリングや絞りリングの回転方向がNikkorと同じかどうかって心配している向きもあったが、同じ向きだ。まあもっとも、もともと最初にニコンZeissのレンズにならって向きを決めたのだろうけれど。

発売直後にニコンD200を買ってしまったぼくとしては、ちょっと気になるレンズである。