iPapers2ふたたび

PubMedIDを使って文献のpdfファイルを整理するアプリケーションであるiPapersの新しいバージョン、iPapers2が2.0.0になった。以前もこのblogでコメントしたが、大変お世話になっているアプリケーションである。iPapers2になって、ウインドウの構成も変わってみやすくなったと思うが、文献のsupplement dataのファイルを添付できるようになったのがユーザにとっての一番大きな利点だと思う。ただ、残念ながらまだ多少不安定で、いくつかのジャーナルに関してはPubMedで検索してからうまくダウンロードできなかったり、アプリケーションそのものが落ちてしまったりするので、iPapersからiPapers2へ完全に移行するのはまだちょっと心配である。また、ライブラリをiPapersからiPapers2のものへ変換するツールであるiPapersToiPapers2-0.1も配布されているが、ところどころ変換がおかしいようで、ファーストネームとミドルネームだけが切り出されてイニシャルだけになってしまった著者が出来てしまったりする。また、このツールを使うとiPapers用のpdfファイルは全てiPapters2のフォルダに移動するので、一応変換前にバックアップをとった方が良いと思う(ま、当たり前のことだが)。それでも、そろそろiPapers2も試用を始めてみたいと思っている。