NikonD3

えーと、これも各所で報道されているので今更だが、書かずにはいられない。ニコンから新しいデジタル一眼レフのD3とD300が発表になった。申し分のないスペックと意欲的な価格。もちろん実際に写る写真を見ないと何とも言えないけれど、売れそうな予感。D40D80でかなりエントリーレベルをかためた感じがあったが、これでハイエンドもかなりいい具合のラインナップになったと思う。D3はニコン初めてのフルサイズ素子だし、これまで弱かった高感度側がかなり充実しているようなことが書かれているので、期待は大きい。同時に望遠レンズもいくつか発表になったし、スポーツ/報道のプロ向けへのアピールも強く感じられる。親の代のS2からのニコン派のぼくとしては素直に嬉しい。D300のファインダー視野率100%も素晴らしい。ま、自分はまだしばらく今使っているD200を使うと思うけれど。
それにしてもD3、常用の感度がISO 200-6400、最高でISO 25600って一体どんな感じなんだろうか。デジタルカメラも、もうある種の部分では完全に銀塩を超えた世界に入ったのかも知れない。

  • 追記

発表当日のニコンのwebサーバはものすごく重かった。また、カメラ関係の掲示板もかなりの勢いで書き込みがあったみたい。それも割合年齢の高い方の書き込みも多いような印象を受けた。数年前には考えられなかったことだと思う。何かwebがまた一段、一般化したのではないかと感じた。
もう一つ、発表会に出ていた知花くららさんがblogに記事を書かれていた。
http://chibanakurara.arekao.jp/entry-0945233e8e1727fc26317a852e2894f2.html
これも時代を感じる。女性がハイエンドの一眼レフを使っているのかかっこいいし、プレス発表に彼女を呼ぶニコンもかっこいい。旧来のニコンのイメージから一つ殻を破った感じがする。広告代理店が偉いのかも知れないが、本人がさりげなくblogに記事を書いてくれるというもかなり強いメッセージ性が感じられる。時としてやらせのblogがあったりして興ざめなことも多いけれど、これはニコンにとっても知花さんにとっても、いい関係なんじゃないかな。それにしても発表前にD3さわらせてもらえるのはちょっと羨ましい。あ、写ってるのはD300の方か。