iPhoto

8日、アップルから新しいiMaciLifeiWorkが発売になった。とりあえずiLife'08とiWork'08を銀座のアップルストアで購入。店員さんも、かなりいい出来みたいですよ、結構売れ行き良いです、と言っていた。一通りいじってみたのだが、日常的に使っているものの中ではiPhotoが一番いい具合だった。今ぼくのMacBookProの中には9000枚くらいの写真が入っているのだが、何が何やら分からなくなり始めていて、写真を探すのが結構手間取るようになって来ていた。今回のバージョンアップで「イベント」というビューが増えた。大体一つの塊と思われる写真をまとめて「イベント」として分けてくれる仕掛け。別に大した機能じゃないのだが実際使ってみるとざっと分類されて9000枚ちょっとの写真が300くらいのイベントに振り分けられた。で、そのサムネールを見ていると、「そう言えばこんな写真があったっけなぁ」と言うようなのがたくさん出てきた。そう、全部一覧出来ればそれで良さそうなものだが、ある程度以上に数が増えると人間には把握できなくなるんだというのが良く分かった。
もう一つ、ウェブギャラリーという機能があって、これも試してみたけれど結構感動的だった。要はアルバムを.Macにアップロードする機能だが、出来上がったアルバムはiPhotoと同様のインタラクティブなものになっている。ジョブズweb2.0的みたいなことを言っていたけれど、ブラウザでここまで出来るというのはびっくりした。ただ、日本で.Macを使うのは昔から遅かったのだが、それは今でもあまり改善されておらず、出来上がるページはかなり重い。古いバージョンのIEなどでは閲覧できなかったりするし。それはiWebのつくるwebページもそうで、時々Windowsユーザに文句を言われたりするのだが、「ブラウザをアップデートして下さい」とも言えず、転送の重さとともにストレスの溜まる点である。ま、それはともかく、このウェブギャラリーはかなり良く出来ていて、これを見ているとアップルがiPhoneのアプリケーションをAjaxを使ってwebサーバ側で作って欲しいとアナウンスしていたのも分かる気がする。その気になればかなりのことが出来るというのは確かなのかも知れない。
.Macは、容量が10GBに増えたのは良いことだけれども、とにかく日本でのスピードは何とかして欲しいものである。