iPapers

ユニバーサルバイナリー化と言えば、iPapersというアプリケーションもごく最近バージョンアップしてユニバーサルバイナリー化した。こちらは生物学系の論文を読む人じゃなければ関係のないアプリケーションなので、大抵の人には関係ない話題だけれど、業界の人にとってはキラーアプリと言っても良いほど良く出来ている。
http://homepage.mac.com/toshihiro_aoyama/iPapers/index.html
青山さんという方が作っていらっしゃるフリーウェアなのだが、文献の管理が実にやりやすい。共同研究をしている海外の研究者にも非常に好評で、ぼくが知っているだけでもいくつかの研究室で瞬く間に利用者が広がった。一度、プロキシ関係でトラブルがあってバグレポートのメールをしたことがあるのだが、その時にも実に丁寧な対応をして下さって、たちまち問題は解決された.研究の傍らこういうすばらしいアプリケーションを書いてフリーでリリースされているというのは大変すばらしいことだと思う。iPaperesは現在大幅な書き換えをしていてiPapers2に生まれ変わろうとしているところのようなのだが、その間もきちんと現行バージョンをユニバーサルバイナリー化されているあたり、頭の下がるおもいである。日頃PubMedを使っているような生物系な人でまだiPapersを使っていない人はぜひ使ってみることをお勧めする。そのためにMacを買ったって良いくらいだ。